ピアノを始めたばかりの小さな生徒さんには、とにかく、ピアノが楽しい!と思ってもらえるように、毎日の練習が自然なことになるように願って、レッスンしています。
毎日の練習といっても、まず一番大事なことは習慣づけ、だから「楽しくて思わずやる」ことが大事です。幼稚園の生徒さんを例にすると、1曲仕上がって〇をもらったからシール、ではなく、おうちでは1回丁寧に弾けたらシールを貼ってくださいとお願いしています。写真の楽譜のようになることもよくあります!
その他にも、音名を覚える際にブロックやおはじきをレッスンでは使いますが、(とくに男の子は好きですね)並べられたらまたシール(スタンプでも)。遊んでいるみたいですが、いつのまにか音名や音の高い低い、を覚えていきます。
小さな生徒さんは、おうちの方のレッスンサポートがどうしても必要です。でもまずは1日の中で5分!サポートをお願いします。そのうちに自らピアノに向かえるように、楽しんで(ここが重要!)ピアノに楽譜に向かえるようになってきます。
大人も楽しくないと何事も続けられませんよね・・子供も同じだと思います。
もちろん成長とともに、ピアノとの向き合い方は変わってきますが、入り口はなにより楽しく!!日々楽しいレッスンの仕掛けを考えたり、集めたりしています。
小さいときに指導していた生徒さんたちが、高校生になり、大学生になり、ショパンやラフマニノフを弾くようになり、なにより楽しんで弾いているとき、本当に嬉しく思います!ピアノは音楽は人生を豊かにしてくれるものだから・・・。
長い道のりですが、楽しい道のり。一緒に頑張っていきましょう。